歴史資料館 特集展示「つけかえ後の大和川」

2024年9月24日

 常設展示室の一角に設けたこのコーナーでは、資料が限られているため企画展示室では扱えないテーマや、過去の企画展で好評だった資料の再展示などを行っています。

今回のテーマ

「つけかえ後の大和川」

展示期間

令和6年9月5日(木)~令和6年12月22日(日)

概要

 今回の特集展示は、1704年に付け替え工事が行われた大和川のその後について紹介します。

 付け替え後、河内平野では洪水は減り、広大な田畑(新田)がつくられました。人々の暮らしが豊かになったように見えますが、川の流れを変えた影響は決して小さなものではありませんでした。旧大和川の地域では水不足に苦しみ、新たな大和川の南側では、南から北へと流れていた西除川などの水の流れが悪くなったため、洪水が起こりやすくなってしまいました。大和川の付け替えが、その後の大阪の歴史にさまざまな面で変化をもたらしたことは注目されます。

 展示では、新田開発に関係する絵図や、付け替え後に盛んになった木綿づくりの道具、そして、最近いただいた河内木綿の布地などを紹介しています。

特集展示写真1

特集展示写真2

特集展示写真3

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