特集展示「探究!高井田横穴群」
2021年8月9日
展示期間
令和3年4月27 日(火 )~令和3年7月4日(日)*4月25日~6月20日まで臨時休館
概要
今回の特集展示は、当館に隣接している高井田横穴群がテーマです。
高井田横穴群は、明治時代から知られていた遺跡で、大正11年(1922)に国の史跡に指定された後、平成2年(1990)には追加指定を受け、一帯が史跡として保存されることになりました。平成4年には、史跡高井田横穴公園として整備され、現在に至ります。未発見のものも含めると、総数200基とも推定される高井田横穴群は、古墳時代の終わり頃にあたる6世紀中頃から7世紀初めにかけて造られました【くわしくはこちら】。
高井田横穴群の特徴である線刻壁画について、パネルで解説しているほか、横穴から見つかった土師器や須恵器といった土器、円筒埴輪、木棺に使用されていた鉄釘、副葬品の耳飾りや首飾りなど、普段は公開していない貴重な資料を展示しています。
さらに、市内の安福寺横穴群や玉手山東横穴群に関する内容もあり、柏原の横穴に関する情報が盛りだくさんです。
この機会をお見逃しなく!
普段は公開しない陶棺なども展示しています。