柏原市まちづくりに頑張る自治会・団体補助金 平成31年(令和元年)度事業報告

2020年7月15日

平成31年(令和元年)度柏原市まちづくりに頑張る自治会・団体に対する補助金事業について、下記のとおり報告します。

■申請団体数                     8 団体

■補助決定団体数                   8 団体

■上記のうち補助事業中止団体数      0 団体

■補助金交付団体数                  8 団体

■補助金交付決定額        1,500,000 円

■補助金返還額                           0 円

■補助金確定額          1,500,000

■各団体からの報告内容   下記のとおり(順不同)

 

  • 団体名・・・・・・・・・・・・かしわら森の会
  • 事業の名称・・・・・・・・・・親と子の自然体験教室・かしわら森のガイド養成派遣事業
  • 事業実施場所・・・・・・・・・玉手山公園・高井田横穴公園他
  • 事業の経過及び結果の概要・・・

 親と子の自然体験観察会(昆虫・魚・どんぐり拾い・自然素材でリースづくり)はどれも定員を超える申し込みがあり、次代を担う子どもたちにとって自然に親しむ良い機会となりました。また、樹木標識や野鳥の巣箱を設置したことにより多くの市民が自然に関心を持つきっかけになりました。ガイド養成もステップアップ講座により知識・実践の向上につながりました。

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  • 団体名・・・・・・・・・・・「壁がなければ」実行委員会・柏原
  • 事業の名称・・・・・・・・・・桜湯アートマルシェ
  • 事業実施場所・・・・・・・・・銭湯桜湯跡
  • 事業の経過及び結果の概要・・・

 かつて人情味あふれる温かい社交場であった銭湯跡を利用して、アート作品展示、映像発信、ライヴ、苔作品ワークショップ等美術、造形や音楽等の芸術イベントを行い、近隣住民だけでなく誰もが自由に出入りできる地域にとらわれない居場所作りを目指しました。来訪者は一様に、銭湯跡の懐古感や柏原の豊かな自然と歴史的遺産に感動し、楽しんでいただけたので、柏原の魅力を発信することはできたと思います。

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  • 団体名・・・・・・・・・・・・河内国分ようする会
  • 事業の名称・・・・・・・・・・河内国分のにぎわいづくりプロジェクト事業
  • 事業実施場所・・・・・・・・・問屋場亭
  • 事業の経過及び結果の概要・・・

 国分地域の住民が元気になる取組みを行うとともに地域資源を掘り起こして町おこしに生かす。地域交流センターとして「問屋場亭」を活用し、寄席、講座など様々なイベントを開催した結果、地域の高齢者を中心に近隣市からも参加があり、地域のにぎわいづくりに貢献できました。

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  • 団体名・・・・・・・・・・・・畑音頭保存会
  • 事業の名称・・・・・・・・・・畑音頭のPRを通じて地域の活性化を図る事業
  • 事業実施場所・・・・・・・・・雁多尾畑地区
  • 事業の経過及び結果の概要・・・

 雁多尾畑会館での毎月の練習風景及び多くのイベントに参加した模様を編集したDVDを作成しました。毎月の練習日に歌い手・太鼓・踊り子・囃子方など全員の練習画像をビデオに取り込み、編集を経て8月の上町盆踊り大会の参加者家庭などにDVDを配布することができ、多くの地域住民の伝統文化に対する継承意識を高め、地域活性化に貢献することができました。

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  • 団体名・・・・・・・・・・・・柏原ビエンナーレ実行委員会
  • 事業の名称・・・・・・・・・・KASHIWARA芸術祭:いつでも・どこでも・誰でもアート
  • 事業実施場所・・・・・・・・・柏原市内
  • 事業の経過及び結果の概要・・・

 令和元年11月2日から9日まで、お寺、民家、施設など広域にわたる会場で、学校、商店街、企業、行政など多彩な連携協力で運営するアートフェスティバルを開催しました。(1) 130人近い子どもの参加などアートに係わる人材基盤の拡大、(2) 柏原地域におけるアート人材の発掘と紹介、(3) 古民家資源のPR活用など連鎖効果のある広報による地域のブランドアップ、(4) ほのぼのかたしもの常設展示支援などまちづくりとの連動とコミュニティの活性化、これら (1) ~ (4) の事業は、これからのアートと地域との芸術文化交流関係を探る中で、コミュニティ活動の活性化、新たなまちの魅力づくり、地域資源のPRにより、柏原のまちが元気になり、子ども及び子育て世代人口の増加に資するため、アートの分野からも期待できる可能性を示すことができました。

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  • 団体名・・・・・・・・・・・・柏原おいな~れガイドの会
  • 事業の名称・・・・・・・・・「おいな~れ塾」開催と柏原をPRするガイドブックの作成
  • 事業実施場所・・・・・・・・・フローラルセンターほか市内の歴史・自然遺産
  • 事業の経過及び結果の概要・・・

 「おいな~れ塾」を通して、市民・地域住民に柏原の豊かな歴史遺産・史跡・自然を紹介することができ、地域愛の醸成や観光PRをすることができました。また、柏原の魅力を発信する観光ガイドブックを作成し関係団体に配布することにより、柏原市を訪れ、まち歩きを楽しむ方を増加させ、地域の活性化を図ることができました。

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  • 団体名・・・・・・・・・・・・松岳山古墳保存会
  • 事業の名称・・・・・・・・・・松岳山古墳の地域資源としてのPR事業
  • 事業実施場所・・・・・・・・・国分地域、松岳山古墳
  • 事業の経過及び結果の概要・・・

 地域住民が主体となり、国分地区の松岳山古墳群の歴史的遺産としての価値を広く啓発し、後世に残していくため、古墳をPRしていく足掛かりとして、勉強会を開催し、地域の人を呼び込むため、登山道にのぼりを設置し、環境美化として登山道柵を整備しました。また、一般向けパンフレットを作成し、地域住民、国分・玉手中学校、歴史資料館、近つ飛鳥博物館、JR高井田駅等に配布し、周知啓発をすることができました。

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  • 団体名・・・・・・・・・・・・青い谷のきらきらフェスタ
  • 事業の名称・・・・・・・・・・第2回「青い谷のきらきらフェスタ」
  • 事業実施場所・・・・・・・・・堅上地区
  • 事業の経過及び結果の概要・・・

 過疎に悩む堅上地区でPL花火大会の日に、国分地区のお店を中心に出店してもらうとともに、ステージにダンスなど柏原市民の発表の場を設けることで、普段なじみの薄い堅上地区へ集ってもらえるイベントを実施しました。大都会に近く豊かな自然が残る柏原市の良さを一番残している堅上地区の魅力を知ってもらい、また、市民の交流の場を創出することによって地域の活性化を図ることができました。

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  • 平成31年(令和元年)度採択事業の報告会(講評)

 新型コロナウイルス感染対応により、平成29年度採択事業から実施している活動実施報告会を今回は開催できませんでしたので、8団体からの活動報告を書面で拝見しました。
 各団体からの報告は、いずれも柏原市の歴史や自然、文化、アートなどの地域資源を活用し、地域の活性化、魅力づくりと魅力発信、子ども・子育てなどの面で、まちづくりにつなげる市民活動の成果でした。地域住民や柏原市民だけではなく、柏原市を訪れる人にも柏原市の魅力を伝えようと、各団体ともに創意工夫に満ちた多彩な活動をしてくださったことにお礼申し上げます。
 ほとんどの団体が、1年間に複数回にわたる事業を実施しました。それらが、チラシ、パンフレット、インタ-ネットなどを通じて広報されたことは、「市民による柏原市の魅力発信」の大きな原動力になったと思います。
 さて、今春、感染拡大した新型コロナウイルスは、私たちの暮らしを大きく変える事態となりました。しかし、このウイルスと共存していかなければならない今後の生活においても、コミュニティ活動の重要性は変わりません。厳しい時代になるかもしれませんが、柏原市のまちづくりの持続的な発展のために、引き続き、皆さんの力を貸していただきますようお願いいたします。
 最後に、今後とも、この補助金が有効に活用され、地域課題の解決や地域活性化のための市民活動の一助になることを願っています。
 

お問い合わせ

地域連携支援課
電話072-971-8305