【柏原ぶどうレポート02】出荷の箱詰め作業を見学に行きました!
2020年5月19日
【2020.5.22】 この道50年!箱詰め作業を見せてもらいました
ハウス栽培のぶどう初出荷を控えたころ、箱詰め作業をされている柏原市果樹振興会会長の北羅富雄さんを訪ねました。
(※撮影時のみマスクを外していただけるようお願いしました)
集荷場のコンテナと作業台の上には、今朝収穫したばかりの瑞々しいぶどうが山盛り!
品種はデラウエアで、種が無く食べやすく、柏原市で最も多くつくられているぶどうです。
北羅さんは、おじいさんの代から続く畑を受け継いで、約50年、ハウス栽培でデラウエアを育てています。
出荷に向けて、ご夫婦で1房ずつキズや傷みがないかチェックし、重さをはかって、素早く箱につめていました。
はかりで計測していますが、実際は持つとだいたいの重さは分かるそうです。
今年のできについて尋ねると、北羅さんは「まずまず(良い)」とにっこり。
日当たりと水はけの良い山間部の傾斜地を利用した畑で育った柏原のぶどうは、ほど良い甘さと酸味のバランスが魅力です。
新型コロナウイルスの影響については、「初出荷は例年通り行えそう」とのことでしたが、今後、外食需要減による価格低下などの心配は残ります。
そんな中でも、農家の皆さんは日々厳しい自然と向き合い、愛情と手間をかけてぶどうを育てておられますので、ぜひご家庭で柏原ぶどうを楽しんでいただければうれしいです。
ちなみに、北羅さんのお宅では、「ヨーグルトにデラウエアを入れて食べる」そうで、とても美味しいとのこと。ぜひお試しくださいね。