玉手山1号墳

2020年1月9日

名称(ふりがな)

玉手山1号墳(たまてやま いちごうふん)

員数

1基

時代

古墳時代前期

種別(指定番号)

史跡(柏史第1号)

指定年月日

令和元年10月1日

所有者

柏原市、個人

所在地

柏原市片山町14-19、14-20、102-3、107

解説

 玉手山1号墳は今から1700年ほど前の古墳時代前期に築かれました。全長約110mの前方後円墳で、前方部を北に向けています。これまでの発掘調査により、前方部と後円部の接続部分であるくびれ部では、白色の円礫が敷かれたテラス面が見つかり、埴輪が立て並べられていたことがわかりました。後円部は4段もしくは3段と考えられ、墳頂部では板石を積み上げた方形の壇が見つかっています。その中心に竪穴式石室が存在すると考えられます。ただし、大坂夏の陣(慶長20年、1615年)で亡くなった奥田三郎右衛門忠次の墓碑があるため、調査は実施されていません。
 

玉手山1号墳航空写真
玉手山1号墳(南西から、右下は2号墳)

お問い合わせ

文化財課
582-0015 柏原市高井田1598-1(歴史資料館内)
電話072-976-3430
ファクシミリ:072-976-3431