2019年のスポット展示
2020年1月9日
2019年(平成31年・令和元年)
1~2月 『こんなモノをいただきました・拓本』
拓本とはコピー技術のひとつで、文様のある資料に紙を貼り付けて濡らし、その上に墨を少しずつ当てていくと、紙に文様が浮かび上がってきます。
元天理大学教授で、柏原市文化財保護審議委員会の副会長も勤められた故 置田雅昭氏から寄贈いただいた、安福寺の境内に置かれている「割竹形石棺蓋」(国指定重要文化財)と、天理大学・国立博物館・鳥取県立博物館が保管している「銅鐸」の拓本を展示しました。
3~4月 『こんなモノをいただきました・おひなさん』
ひなまつりの時季に合わせ、しゃちほこのついた御殿におひな様、しゃもじのついたお台所などのひな道具一式を展示しました。
5~6月 『こんなモノをいただきました・写真』
「玉手山遊園地」、「だんじり」、「パレード」、「修験道の山伏や修験者たち」など、昔の柏原市が撮影された写真を展示しました。
7~8月 『こんなモノをいただきました・鉄道』
柏原の鉄道の歴史について、開業や電化の記念に発売された入場券や乗車券、柏原駅舎で再利用されていたレールなどを展示しました。また昭和40年から42年に柏原を走っていた、東和歌山(現在の和歌山)と名古屋を結ぶ特急「あすか」も紹介しました。
9~10月 『こんなモノをいただきました・むかしの釣り道具』
博物館実習の大学生の皆さんに担当してもらい、捕まえた魚を入れておくための「びく」、竿を繋いで魚を釣る「つなぎざお」、すくって捕まえる「たもあみ」、水中に置いておびき寄せる「うけ」などの釣り道具を展示しました。
11~12月 『こんなモノをいただきました・ちょっと昔の絵本』
職業体験に来てくれた、玉手中学校2年生の二人に担当してもらい、小学生向けの雑誌とその付録、女の子向けの絵本、そこに描かれている火鉢や蓄音機、電話の実物などを展示しました。