大門所地蔵尊

2017年12月17日

名称(ふりがな)

大門所地蔵尊(だもんじょじぞうそん)

 

員数

1躯

 

時代

正和2年(1313年)

 

種別(指定番号)

有形文化財彫刻(柏有第15号)

 

指定年月日

平成29年8月23日

 

所有者

青谷地区

 

所在地

柏原市青谷2053

 

解説

 青谷集落のほぼ中央に位置する。近隣の古墳から出土したと伝えられる家形石棺の蓋石に浮き彫りされたものである。石材は兵庫県竜山産の凝灰岩である。長さ180センチ、幅約100センチ、厚さ約30センチの蓋石材に像高約110センチ、蓮台高約25センチの像を彫出している。右手に五輪塔を彫出した鍚杖を左手には宝珠を捧持する。わずかに浮き出した頭光、まとまった面相、頭部と身体の自然な比率、八の字形に流麗に開いた衣丈等、本像の美しさを特色づけるものが各所に見られる。像の両側に「正和二葵丑年十二月十□□末□之、一結衆」との銘刻がある。

     大門所地蔵尊

お問い合わせ

文化財課
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