2017年のスポット展示

2018年1月7日

2017年(平成29年)

1~2月 「スキー板・ストック一式」「さおばかり」「トランジスタラジオ」(寄贈)

 

3~4月 「ひな人形」「御殿雛」(寄贈)

 

5~6月 「農薬瓶」「箱膳」「防空電球」(寄贈)

 

7~8月 「船橋遺跡採集の土器」

 

9~10月 「銅たらい」「針箱」「弁当箱」(寄贈、博物館実習)

 

11~12月 「スキー道具」と「吉村長策像」(寄贈、博物館実習)

吉村長策は、国分村出身の『近代水道の父』と呼ばれる水道技術者です。大阪や神戸、広島、九州など各地で水道工事の指導にあたり、衛生的な水の普及に尽くしました。

吉村長策の経歴(略歴)

万延元(1860)年 3月18日生まれ 父・西尾直彦、母・多豆子の第二子次男
慶応年間~
明治4(1871)年
柘植葛城の下で漢学を修得
明治元(1868)年 和州穴虫「吉村」家の亡命跡を相続 ※和州穴虫…奈良県香芝市穴虫
明治4(1871)年 堺県立河泉学校入学
明治7(1874)年 官立大阪英語学校入学
明治8(1875)年 父親病気のため帰郷、退学
明治10(1877)年 上京、攻玉社入学
明治12(1879)年 工部大学校(現東京大学工学部)入学
明治18(1885)年 工部大学校卒業・工部大学校助教授就任
明治19(1886)年

長崎県技師就任
この間、主として西日本各地の水道事業に従事
明治19(1886)年 長崎市(長崎港、諸川砂防、中島川変流、水道)
明治25(1892)年 大阪市(水道)
明治28(1985)年 広島市(水道)
明治30(1897)年 岡山市(水道)
明治32(1899)年 佐世保(水道、港湾工事)
その他門司、小倉、大牟田、佐賀、長野など

大正15(1926)年 第14代土木学会会長就任、翌年退任
昭和2(1927)年 甥の西尾卓爾を養子に
昭和3(1928)年 11月21日没 従三位一等 錦鶏間祗候(きんけいのま しこう)

※掲載の経歴はご自身が講演会で語られたものですが、名称や期間等、再検証を要するものもあります。

H29年11月スポット展示1 

H29年11月スポット展示2

H29年11月スポット展示

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