まちづくり意見交換会の趣旨説明
2016年8月29日
多様な主体による協働の必要性
地域課題が多様化・複雑化・増大してきたことで、従来の行政主導の枠組みだけでは対応できない状況が全国各地で起こっています。
こういった状況を打開するには、一方的に行政から多様な主体へ働きかけるだけではなく、双方向に矢印を伸ばし、協働することでこれまでの取組みを発展させることが必要です。
協働の前提は、コミュニケーション・ギャップを認識すること
しかし、多様な主体にはそれぞれの立場・見解があり、同じモノ(対象)でも見え方が異なります。その違いを認識せず、ただ闇雲に協働しようとしても、お互いの話や行動にズレが生じてしまいます。
まちづくり意見交換会では、参加者同士のコミュニケーション・ギャップを埋めるために、「相互理解」の時間を設けています。
強みを掛け合わせることでやるべきことを実現
多様な主体による相互理解が進めば、お互いの強みを知ることもできます。
2回目以降のまちづくり意見交換会では、地域課題を共有し、これまでの取組みの足りない部分(=やるべきこと)を明確にした上で、お互いの強みを持ち寄ることでやるべきことの実現に導きます。
まちづくり意見交換会・5つのルール
まちづくり意見交換会への参加者には、以下の5つのルールを遵守していただきます。
- 参加者は、誰もが自分の意見を言うことができます。
(すべての方が発言できるように、お互いに配慮しましょう。) - 大いに夢を語りましょう。
(できる・できないは関係ありません。) - 話し合いは、「みんなの意見を聴く機会」と捉え、誰かが話しているときは、しっかり最後まで聴きましょう。
(但し、時間の関係上、やむを得ず進行役がまとめをお願いすることがあります。) - 他の人の意見を軽く扱ったり、否定してはいけません。
(「できない」「ムリ」「難しい」は禁句です。) - 話し合いの内容は、次の機会に活かしましょう。
(特に、前向きな意見については、参加者の皆さまで共有するようにしましょう。)
まちづくり意見交換会・スケジュール
1回目に相互理解、2回目にテーマの共有、3回目にやるべきことを明確化し、4回目に具体的な事業案の検討に入ります。最終回である5回目には、地域の企業・大学・学校・NPO法人などに向けてテーマごとに検討された事業案についてプレゼンし、協力・意見を取り入れることで実施の可能性をアップさせます。
以上が、まちづくり意見交換会の趣旨となります。
※開催概要はこちら。