鳥坂寺跡
2019年3月31日
名称(ふりがな)
鳥坂寺跡(とさかでらあと)
員数
1
時代
飛鳥時代
種別(指定番号)
史跡
指定年月日
平成24年1月24日
所有者
柏原市、法人、個人
所在地
柏原市高井田
解説
生駒山系の山裾、後の東高野街道に沿って南北に並んでいた河内六寺の最も南に位置するのが鳥坂寺です。奈良から大阪に流れ出た大和川が北上する曲がり角 の小高い丘の上に建てられていました。発掘調査によって、近鉄大阪線を挟んだ南西部の天湯川田神社境内に塔跡が、北東部に金堂・講堂跡が確認され、周辺の 調査でも金堂の南東側に僧房・食堂(じきどう)跡が確認されています。中でも最も良好な状態で見つかった金堂基壇は古代建築を考える上で欠かせない資料と なっています。また、この遺跡から見つかった高さ130cmの鴟尾(しび)は現在、東京国立博物館に所蔵されています。※金堂・講堂跡は私有地のため立ち入りできません。
平成21年に再検出した金堂北階段