割竹形石棺蓋
2014年8月29日
名称(ふりがな)
割竹形石棺蓋(わりたけがたせっかんふた)
員数
1個
時代
古墳時代
種別(指定番号)
重要文化財 考古資料(456)
指定年月日
平成2年6月29日
所有者
安福寺
所在地
柏原市玉手町7 (安福寺)
解説
安福寺の境内に手水鉢として置かれていました。文字通り竹を割ったような形で、長さが約260cm、幅が80~90cm、蓋の縁に沿って幅11cmの帯 状に直弧文(ちょっこもん)の文様が刻まれています。発掘の記録は残っていませんが、安福寺の北側にある勝負山(かちまけやま)古墳とも呼ばれた玉手山3 号墳から出土し、移されたと伝えられています。石材は讃岐(香川県)の鷲ノ山(わしのやま)産の凝灰岩を使用したもので、同様の形態の石棺は大半が四国の 前期古墳から出土しています。
割竹形石棺蓋