三田家住宅
2022年2月22日
名称(ふりがな)
三田家住宅(さんだけじゅうたく)
員数
主屋1棟、土蔵1棟(附 塀1棟、普請関係文書5点)
時代
江戸時代
種別(指定番号)
重要文化財 建造物(1733)
指定年月日
昭和44年6月20日
所有者
個人
所在地
柏原市今町1丁目
解説
三田家住宅は奈良街道に面した町家で、裏は了意川(りょういがわ:平野川)に接し、柏原船(かしわらぶね)の積荷をそのまま荷揚げできる造りになってい ました。三田家は、元は大坂伏見呉服町で「大文字屋」と称した有力商人で、寛永13年(1636年)に代官末吉孫左衛門に協力して柏原船を興し、寛永17 年に柏原に移り住んで柏原船の運航や肥料商を営みました。明和3年(1766年)から明和5年にかけて屋敷の大改築(大普請)が行われ、その屋敷がそれ以 後大きな改築を行われず今日まで遺されています。この時の普請関係の文書も多数遺され、建設時期が明確に示されるとともに当時の生活・経済状況も窺い知る 事が出来る貴重な資料として、文書類も合わせて重要文化財に指定されています。
※三田家住宅は一般の住宅で、現在もお住まいのため見学はできません。
三田家住宅