立教館
2014年8月29日
名称(ふりがな)
立教館(りっきょうかん)
員数
1
時代
江戸時代
種別(指定番号)
旧規則 史跡(16)
指定年月日
昭和22年4月9日
所有者
玉手山学園
所在地
柏原市旭ヶ丘3丁目(玉手山学園)
解説
立教館は文政13年(1830年)、頼山陽(らいさんよう)に学んだ国分村の柘植常熙(つげじょうき:葛城)が郷土の子弟にも教育を受けさせようと、地 元の有志を募って建てた私塾です。頼山陽も何度かここを訪れ講義を行いました。また、裏手を流れる大和川の眺めを賞賛し、「河内嵐山」と評したとも伝えら れています。施設の老朽化と塾生の増加に伴い、文久3年(1863年)から新たな学舎の建設にかかり、明治4年(1871年)に完成し、国分村小学校立教館として開校しました。その後、立教館は昭和9年(1934年)まで国分小学校の一部として使用されていました。現在は、玉手山学園の敷地内に移築されて います。
立教館