安福寺所蔵夾紵棺
2019年10月17日
名称(ふりがな)
安福寺所蔵夾紵棺(あんぷくじしょぞうきょうちょかん)
員数
夾紵棺片1点
時代
古墳時代
種別(指定番号)
有形文化財 考古資料(柏有第6号)
指定年月日
平成23年9月23日
所有者
安福寺
所在地
柏原市玉手町7番21号 (安福寺)
解説
夾紵棺とは、布に漆を塗って布を何層にも貼り重ねて板状にして作った棺のことです。 安福寺所蔵のものは絹布を45層貼り合わせて作ったもので、長さ98.3cm、幅48.8cm、厚さが2.8cm、重さ17.7kgほどあります。国内の他の例(7例)ではほとんどが麻 布を使っており、絹を使った棺は安福寺の夾紵棺のみで、最高級品といえます。身分の非常に高い人物の棺と見られ、聖徳太子の棺ではないかとの説もあります。
(外面)
(内面)
夾紵棺推定復元図