平野遺跡出土絵画土器
2014年8月29日
名称(ふりがな)
平野遺跡出土絵画土器(ひらのいせきしゅつどかいがどき)
員数
弥生土器1点
時代
弥生時代中期
種別(指定番号)
有形文化財 考古資料(柏有第4号)
指定年月日
平成21年6月1日
所有者
柏原市(市立歴史資料館所蔵)
所在地
柏原市高井田1598番1号(市立歴史資料館)
解説
1993年の下水道工事に伴う平野遺跡の発掘調査で出土したもので、指定品は復元すると高さ60cmから80cmぐらいの大きさになる壷の一部(タテ・ヨ コ約11cm)です。この土器片には手楯を持った人物の線刻画が描かれ、その横に犬とみられる動物を象(かたど)った粘土が貼ってあります。置楯が一般的 だったこの時代に手楯が描かれているものは多くなく、また線刻画と動物を粘土で象ったものが並んでいる点も他に例を見ない非常に特異なものです。
絵画土器
絵画土器実測図