柏原市立歴史資料館 スポット展示
2022年4月26日
常設展示室入口横で行っているミニ展示です。寄贈資料のほか、発掘調査の速報展など、およそ2か月ごとに展示替えしています。
5~6月のテーマ
『こんなモノをいただきました‐ちょうちん‐』
展示期間
令和4年4月26日~令和4年7月3日
概要
新たに当館にご寄贈いただいた資料を中心に、日本独自の照明器具、提灯(ちょうちん)を展示しています。
提灯は、底にろうそくが立てられるようになっており、それを光源とします。風防の障子紙は、竹ひごで作られた骨が蛇腹式になっていて、伸縮自在なので、折り畳むことができ、保管・持ち運びに大変便利な優れものでした。
ただし、ろうそくは、菜種油などの他の明かりと比べて、とても高価だったので、提灯は、お祭りなどの特別な日や、何らかの緊急事態にのみ使用されることが多かったようです。
新蔵品の提灯は、お家の門や神社などに吊るす大型の「高張提灯」で、昭和3(1928)年に、国分で製作・販売されたものです。今回は、ほかに、携行用の「弓張提灯」、江戸時代に使用された「御代官所 御用」の記載がある「提灯箱」を陳列しています。
この機会をお見逃しなく!
これまでのスポット展示
お問い合わせ
文化財課
582-0015 柏原市高井田1598-1(歴史資料館内)
電話:072-976-3430
ファクシミリ:072-976-3431