【柏原ぶどうレポート03】いよいよ本番、糖度上々!
2020年6月3日
【2020.5.31】横尾集出荷場で初出荷前の糖度計測。
甘さ抜群の柏原ぶどうをお届けします!
柏原市の山間部にある横尾集出荷場では、昨年と比べて3日早く初出荷が行われ、ハウス栽培のデラウエア約350kgが、大阪府北部や京都の市場へ送り出されました。
横尾地区では、約10件の農家さんが共同で出荷を行う「共撰(きょうせん)」の方式がとられており、
厳格に決められた規格に合格したぶどうだけが出荷されます。そのため、出荷直前に、出来栄えの確認や糖度計測などを行います。
今回は、その糖度計測の様子をレポートしますね。
はじめに、JA大阪中河内の職員さんやぶどう農家さんが見守る中、出荷場に持ち寄られたぶどう箱からいくつかを選んで梱包を解きます。
色が濃く、新鮮で実の詰まったぶどうが並ぶ姿はとてもきれいです。
続いて、列ごとに1粒ずつ取り、糖度計に果汁をたらします。
すぐに数値が表示されます。
ぶどうの糖度は、20度を超えると十分な甘みとされていますが、この日はすべての計測値が20度オーバー。
中には23度を超えるものもありました!
地面に記された数値はいずれも高く、皆さんほっとされたような、満足そうなご様子です。
組合長の横尾誠久さんは、「皆で一生懸命つくって、糖度が高く、ええぶどうができました」と、笑顔で話されました。
計測を終えると、再度梱包してトラックに積み替え、出荷です!
甘さ抜群の柏原ぶどうが、無事皆さんのお手元に届きますように!